やあ、Youtube『みんなのドラクエ考察』のえみちゃんだよぉ!
前回は、ドラクエ11仲間の元ネタシリーズの7人目として、グレイグの元ネタがドラクエ4のピサロと言う考察を紹介しました。
※PS版ドラクエ4より
しかし、元ネタと言うには、殆ど共通点が見出せないグレイグとピサロ
※ドラクエ11より
ドラクエ11の仲間には、1人ひとり元ネタになった過去作のキャラクターがいると思われるのですが、
何故かグレイグだけ元ネタが分かりにくい。
今回は、どうしてグレイグとピサロが似ていないのか……グレイグとピサロが似ていない大人の事情について、えみちゃんの考察を紹介したいと思います。
こちらの画像をご覧ください。
※『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式設定資料集』より引用
これは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式設定資料集』に書かれているシナリオ班のコメントになりまして、
『どうしたら旅の仲間として受け入れてもらえるだろうと頭を悩ませ、シナリオの展開、セリフ、バトルのモーションなどに、彼の弱点や趣味、気さくな一面などをスタッフ全員で追加していきました』と、
グレイグについてこのように書かれています。
まずは、『どうしたら旅の仲間として受け入れてもらえるだろうと頭を悩ませ』の部分に注目して下さい。
どうしてシナリオ班が『どうしたら旅の仲間として受け入れてもらえるだろうと頭を悩ませ』たのか。
えみちゃんは、グレイグとピサロが似ていない理由の大部分がこの一言にあると考えています。
ピサロと言えば、ドラクエ4の主人公にとって山奥の村の人々や育ての両親、そして、シンシアの仇……。
※PS版ドラクエ4より
だからこそ、ファンの間でピサロが話題になった時には
「ピサロが嫌い」
「ピサロが仲間になるなんて許せない」
と、このような声がよく上がります。
ゲームデザイナーである堀井雄二がラジオ番組「TOKYO M.A.A.D SPIN」で「現代的な課題として、ある程度売れる目途が立っていないとそもそも開発させてもらえないパターンがある」と言っていましたが、
※電ファミニコゲーマー『初代『ドラクエ』から37年、堀井雄二と伝説の編集者・Dr.マシリトが初めて公の場で語り合う! “鳥山明”という最強のマンガ家を用意したこの人なしに国民的RPGの誕生はあり得なかった…!』より引用
えみちゃんは、多くの人から旅の仲間として受け入れて貰えなかったピサロもその類例だと考えています。
つまり、“仲間として受け入れてもらえなかったピサロ”が開発の中で課題となった結果、
シナリオ班が『どうしたら旅の仲間として受け入れてもらえるだろうと頭を悩ませ』、
グレイグはピサロが元ネタでありながらも、似ても似つかぬキャラクターになってしまったと、このように考えています。
それでは、具体的にどのような変更が加えられてグレイグがピサロと似ても似つかぬキャラクターになってしまったのかについて考察して行きましょう。
まずは、先ほどのシナリオ班のコメントの『シナリオの展開』に注目して下さい。
※『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式設定資料集』より引用
『シナリオの展開』と言う記述から、グレイグ関連で『シナリオの展開』に変更があったと言うことが分かるのですが、
果たして、どこで『シナリオの展開』に変更があったのか。
えみちゃんは、その1つが主人公の故郷襲撃イベントだと考えています。
※ドラクエ11より
ドラクエ11では過去作のイベントをオマージュしたものが多く出てきますが、おそらくドラクエ11の主人公の故郷襲撃イベントは、ドラクエ4の主人公の故郷襲撃イベントのオマージュになっていると思われます。
ドラクエ4では、ピサロによって焼き払われた主人公の故郷……。
※モンスターズ3ではピサロの兄によって焼き払われている。
※ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅より
しかし、ドラクエ11では、グレイグでは無くホメロスによって主人公の故郷が襲撃されました。
グレイグの元ネタがピサロであれば、主人公の故郷を焼き払う役割は本来グレイグであったはず……。
ドラクエ4の主人公の故郷襲撃イベントと言えば、ピサロが仲間として受け入れてもらえない最大の理由と言っても過言ではありません。
『どうしたら旅の仲間として受け入れてもらえるだろうと頭を悩ませ』
※『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式設定資料集』より引用
えみちゃんは、シナリオ班が『どうしたら旅の仲間として受け入れてもらえるだろうと頭を悩ませ』、
シナリオ班がグレイグにヘイトが向かないようにと『シナリオの展開』を変更した結果、
『旅の仲間として受け入れてもらえる』ように汚れ仕事がホメロスに一任されたと、このように考えています。
続きまして、シナリオ班のコメントの『弱点や趣味、気さくな一面』に注目して下さい。
※『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式設定資料集』より引用
前回はこじつけっぽくなるので敢えて挙げなかったのですが、グレイグとピサロの共通点として寡黙さが挙げられます。
同じ寡黙キャラでありながら、『弱点や趣味、気さくな一面』を見せなかったピサロと『弱点や趣味、気さくな一面』を色々な場面で見せたグレイグ。
※ドラクエ11より
シナリオ班のコメントから分かる通り、グレイグに追加された『弱点や趣味、気さくな一面』は、シナリオ班が『どうしたら旅の仲間として受け入れてもらえるだろうと頭を悩ませ』た結果、意識して追加されたものです。
ですので、『弱点や趣味、気さくな一面』が追加されていなかった初期構想のグレイグは、よりピサロに近い性格だったかもしれないと考えることができ、
グレイグとピサロが似ていない理由と言うのも、グレイグに『弱点や趣味、気さくな一面』が追加された結果、ピサロを元ネタにしながらも寡黙さだけを残して似ても似つかぬキャラクターになってしまったと、このように考えることができます。
元ネタと言うには、殆ど共通点が見出せなかったグレイグとピサロ……。
しかし、『公式設定資料集』に書かれているシナリオ班のコメントを読んでみると、グレイグとピサロが似ていない理由が、大人の事情……つまり、シナリオ班が『どうしたら旅の仲間として受け入れてもらえるだろうと頭を悩ませ』た結果よるものではないかと、このような考察が浮かび上がってきます。
グレイグとピサロが似ていない大人の事情……みなさんは、どのように感じられたでしょうか。
次回は、更にグレイグの深みに迫るために、ドラクエ4の勇者とピサロの共通点と対比について特集したいと思います。
グレイグの元ネタ=ピサロ編の3回目は次次々回にしますので、よかったら楽しみにしてて下さい!!
【おまけ】
2023年に発売されたドラゴンクエストモンスターズ3では、ドラクエ4の勇者の故郷襲撃イベントがピサロの兄、暴将ディオロスによって行われました。
※ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅より
ですので、このことからも開発サイドが仲間として受け入れて貰えなかったピサロを気にかけていることが分かります。
【お願い】
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【備考】
①引用歓迎。無断転載NG
②『グレイグの元ネタ=ピサロ編①』の表向きの共通点までは検索すると複数HITする内容
『グレイグの元ネタ=ピサロ編②』の内容は調べた限りで同じ内容は無い
※先に言ってる人が居たら教えてね
※公式設定資料集の内容はドラクエ大辞典【グレイグ】にも書かれてない内容
③まだYoutubeで発表していない内容
【次回】
次回のリンクはコチラ


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